強さ、時々弱さ〜アナザーストーリー〜
都心からバスで揺られて
30分。
小さな家が
何軒もある一軒が
桜子ちゃんが借りてる
お家なんだって。
「ちっちゃくてかわいーっ!」
「うっさい!
黙ってついて来る!」
「は、はい……」
「Hello!〜〜!」
もう桜子ちゃんたら
近所の人達には可愛らしく
挨拶してるし!
「ほら、真幸早く行くよ!」
「うわぁ待ってよぉ!」
これから毎日
桜子ちゃんに振り回される
事になるなんて。