強さ、時々弱さ〜アナザーストーリー〜
真幸は覗きこむのをやめると
急に真剣な顔になる。
「菜央っち。
この前のはちょっと
言い過ぎなんじゃない?」
この前って…
食堂での事…だよね?
「だ、だって……」
「玲やん、すっごく
落ち込んでたんだよ?
俺絶対菜央ちゃんに
嫌われたわーって
思わず関西弁出ちゃってたよ。」
「……」
どういう…意味?
「玲やんが女の子の話するの
なかなかないんだよ?
それに今、勉強教えてって
言ってくる女の子
全員お断りしてるんだって。」
「な、なんで…?」
「さぁ〜?
玲やんに直接
聞いてみたらどお?」
真幸は笑顔でそういうと
じゃあねー!と手を振って
向こうへ走っていってしまった。