使い捨て親友童話
さあ、あなたは今から初対面のカリキュラムを実行します。
それはもはやおとぎの国出身の者には、納税ランクで大切な義務です。
さて、朝の会が始まる前、既にクラスメートは仲良しグループ(休み時間にトイレに行くメンバー)を、形成しかけていました。
あなたのクラスは、魔法の瞳で見る限りどうやら約六つのグループにわかれそうな感じです。
なぜかと尋ねられようが女子中生なら雰囲気で分かることなので、国家戦略を迂闊に口外できません。
ですが、もうなんとなく分かりますよね? 部活やら学区やら小学校やらのよしみか、群れができあがっていたのです。
確実に集落が築き上げられました、青春文明開化の兆しですね?