使い捨て親友童話


想像してみてください、さあ、目を閉じて。

『目ぇ閉じたら読めねーよ』というツッコミは滑るからやめましょうね。



さあ、寺岡仁花。
あなたの明日はあなた次第です。

身嗜みをととのえて朝ごはんを食べて自転車に乗り学校につく。

緊張しながら教室の前、あなたはついにドアへと手を伸ばす。


そして――……






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