君色everyday
1
あたしがあなたと出逢ったのは、部活を引退してからしばらく経ってからの頃。

部活を引退したことをきっかけに始めた、焼肉屋のバイトであなたと出逢ったんだ。


『安田杏です、よろしくお願いしまーす』

「よろしくー!」
「わからんことあったら何でも聞いてな」
「最初は緊張するけど慣れたら大丈夫やで」


色んな人が優しい言葉をかけてくれ、あたしは俄然やる気になった。

覚えることばかりで少し戸惑いはしたものの、数時間後にはある程度のことはマスターした。

これでホールに出ても大丈夫だと思った矢先、上がりの時間がきてしまった。


裏に戻ってきてから仲良くなった長崎百合と横尾愛美とアドレスを交換して、その日は終わった。
< 2 / 2 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop