シンデレラにガラスの靴を
「もしかして……キミ、舟山さん?」
窓の淵に腰かけてそう言ったのは、ついさっき顔を覗きこんできた人。
コテンと首を傾げる姿もこれまた色っぽい。
それにしても…………
「え…………?」
なんでこの人がわたしを知っているんだろうと思った。
それと同時に、わたしは絶対にこの人知らないとも思う。
こんな人と知り合いだったら、インパクト強すぎて忘れることなんてできないでしょ…。
わたしの記憶にはいっさいない。