嵐の如く~俺様ヤクザが愛する女~龍・乱舞編
譲様からのプロポーズ。


私は返事をしないまま1週間が流れた。


私は譲様に大広間に呼び出された。


たぶん…プロポーズの返事だろう…


でも答えは一つしかなかった。



「光がお前を迎えに来るそうだ…」


「!!!?」


「詳しい事情は分からないが…その子たちのパパは光だ…。本当の父親と一緒になるの
が筋だろう…俺のプロポーズはなかったコトにしてくれ」


「譲様!?」


譲様が私を残して、大広間を出て行った。



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