嵐の如く~俺様ヤクザが愛する女~龍・乱舞編
私は知らぬ間に…覚醒剤の取引を目撃してした……


「……そう言うコトだから…ああ場面の時は見てない振りをして極力…お客様とは話をしない!!」


慶子ママは私の強く念を押した。


「……」


これから先も『プリンセス』で働く以上はああ言う場面に遭遇するコトがあるってコト?



やっぱり…私の居た世界とは違う……


『プリンセス』の煌々とした室内の明かりがこの黒い闇の世界をひた隠しにしていた。






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