アメが降る
飴のはじまり



あの日の僕は広い大学のなかで
彼女を見つけることだけで必死になっていて
その後のことは全く考えていなかった。



思ったよりも早く彼女が見つかり、
彼女を呼び止めた時には息が上がっていてほとんど喋れなかった。


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