華〜ハナ〜Ⅱ【完】



結都がそれ以上口を開くことはなかった。


どれくらいか分からないほど、長い時間を二人で黙って過ごした。



しばらくして結都が立ち上がり、私も一緒に歩いて。


バイクに乗って私の家まで送ってくれた。



前に蓮士が連れて来ていたから、場所を知っていたらしい。


結都のバイクは好きだった。






家に帰ってからも、私は寝ずに、ボーッと夜空を見つめていた。



とても、静かな夜だった。





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