華〜ハナ〜Ⅱ【完】
ルカは言いながら俯いて、目を合わせようとしない。
なんだ、コイツ?
…もしかして。
「…俺に、毎日会いたい、とか?」
ふ、まあそんなわきゃねえけど。
「……!!!!ちっ違うもん!!!心配してあげてるんだよ!!」
顔を上げたルカは真っ赤で。
なんだか可笑しかった。
「慌ててんじゃねぇよ。」
「慌ててないもん!!」
「はいはい。」
「李玖っ!!慌ててないからねっ!?」
なんだコイツ、おもしれー。