華〜ハナ〜Ⅱ【完】
ルカは、ずっと体調が善くなさそうなままだった。
声は小さくなって、服から見えてる白すぎる手首はもうすでに骨と皮だけのよう。
「李玖?なんか元気ないね?」
「え…?そうか?」
「じーっとあたしの手首見てたでしょ?」
あ…無意識だ。
「照れるからやめてよね、見つめないで。」
白い頬を赤く染めるルカ。
そんなことが、俺にルカが生きてるってことを実感させた。
「じゃあ、また明日な。」
ルカが寝るのは午後7時。
中学生にしては早すぎるけど、ルカは毎日12時間近く寝る。
じいちゃんのとこにでも、行こうかな。