華〜ハナ〜Ⅱ【完】



ヤバイ、とは思ったけど。


そのころの俺は、もういつでも死んでいいって思ってたから。


そのコンビニに入ってみることにした。



もし絡まれたら、死ぬまで殴ってもらおうと思って。




コンビニに入ったら、2人の人がいた。


店員と、女の人と。




なーんだ。全然、男すらいねえじゃん。



そう思って、フラフラと歩いてみた。



弁当が並んでるところに行ってみたら、女のすぐ近くだった。




弁当、買っとこうかな。




そう思って手を伸ばしたら人に見られてる感じがした。



顔を上げたら、隣にいた女がじっと俺を見てた。





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