華〜ハナ〜Ⅱ【完】
ベッドに腰掛けて、ボーッとしながら時間が過ぎるのを感じていた。
この部屋は前に風が窓を割ってしまった部屋。
カタカタと弱く窓が揺れているのは、同じ建物に私と“彼”が同時に存在しているからだろう。
――気付いてるか。
そう、聞きたいんだろう。
もちろん分かっている。
あの眩しさに当てられて、私は意識を飛ばしそうだった。
昔は平気だったけれど。
……慣れというものは本当に怖い。
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