華〜ハナ〜Ⅱ【完】



「李玖、どうしたの?」


私は聞いてみた。



「あ〜毎年なんだよね。去年からなんだけど。」


よく分からない…


「あんまり気にしなくてもそのうち戻るから。」

「そう……」



私は、楓に勉強を教え始めた。





「分かった!!!!」


楓って、かなり飲み込みが早い。

勉強すれば出来るのね。



「侑希のやりかためちゃくちゃ分かりやすいよ!!!」

「ありがとう。」



楓が頭いいからだと思うけどね。



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