華〜ハナ〜Ⅱ【完】
はぁ…
どうしようかしら。
今思うとかなり浅はかな行動だったわね…
月華だとバレなくても、一般人だとは思われないだろう。
調べて何かが出てくるとも思わないけれど、逆にいろいろ考えられても困る…。
そうこうしている間に一階のある部屋に着いた。
キィ…と開けると、そこは真っ暗。
「蓮士、いる?」
電気が着くような感じでもない。
私は闇に目を慣らして、部屋の中をくまなく見た。
あ、いた……
蓮士は、上から降りている手錠を付けられ、中途半端な宙吊り状態。
これ、キツイのよね…