SECRET♥LOVE 元ヤン彼の スィート♥レッスン~同居人は甘々年上狼君~Ⅱ
「一谷さん、一谷美羽さん。診察室1番にどうぞ」
名前を呼ばれて体がビクッて反応する。
「わたし、ここで待ってるから。 」
幸子さんが手を握ってくれる。
「はい。 」
笑顔なんてムリだけど、逃げ出したりはしない。
もう逃げられない。
「下着も脱いでくださいね。 用意出来たらイスに座ってお待ちください」
怖くて… 怖くて… 恥ずかしくて… 逃げ出したくて。
「イスが動きますね。 」
「足、開きますよ。」
「内診しますね。機械入りますよ」
「大丈夫ですか??」
慣れた口調で進められる診察。
痛さと、恥ずかしさと、恐怖で涙が頬を伝い落ち続けた。
「超音波しますね。 右上の画面見てくださいね」
「これが、赤ちゃんがいる袋です。 この丸いのが赤ちゃんですね」
覚悟はしてたけど…
決定的事実を目の前にして息をするのを忘れた。