ウサギとヒツジと時々オオカミ!?


「そっか…」


「優美しか好きになれなかったから。他の奴とは居心地が悪い」


「そんな、言い過ぎだよ」



吉川君は、ちょこっと大袈裟。

でも、それが私は嬉しくて顔ニヤけちゃった。



「優美、嬉しいって顔してる」



うっ……バレた。



「これからさ、お互い付き合ったの早かったけど…色々優美の事分かっていきたい」


「私も…「お待たせしました~」



店員さんにと切られちゃった。



「とりあえず、食うか!」



頼んでた料理が運ばれてきた。



「うん!いっつも吉川君とはお昼食べてるのに、何かまた違う感じ」


「付き合ってるっぽい…だろ?」



ニッと笑って吉川君は、パスタを一口食べた。

私も、ドリアを冷ましながら一口口に入れた。



「美味しい!」


「優美は、食べてる時本当幸せそうだよな~?学校でもさ!」


「学校の時は、お腹が極限に空いてるから…」



見られてたんだ…
そう思うと、これからもう少し綺麗に食べ様と思った。



< 131 / 186 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop