ウサギとヒツジと時々オオカミ!?

ウサギとヒツジのライバル



―yu-mi.side―



「ん?おぉ、愛菜!?」



吉川君を呼んだ人を見ると、とても可愛いらしい女の人で知り合いみたい。



「こっち戻って来てたんだ~」


「まーな?」


「アド、変わってないでしょ~?連絡するから~!!」



吉川君は、愛菜って人の言葉におう!って返事を返してて…



何だか嫌だった。



「アイツ、中学一緒だった奴なんだよー」



何だか、見たことない様な愛菜って人に向けられた吉川君の楽しげな笑顔。



「そうなんだ…」



私、素っ気なく返事返しちゃった…?



何だろう…今日は、何だかモヤモヤが沢山ある。



「優美?」


「ぇ!?ぁ、何?」



何か、話は進んでて全く耳に入ってなかった私に由季は心配そうな表情をしてた。


由季…私、このモヤモヤが何だか分かんないや。



「ぁ、直人君は彼女居るの?」


「居ませんよー?由季さんは?」


「居そうなのにー。私は居るよ!めっちゃくちゃカッコいいの!!」



由季の彼氏自慢に、吉川君は普通に笑いながら話てる。



< 160 / 186 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop