ウサギとヒツジと時々オオカミ!?
―ウサギとヒツジの距離ー2―

一歩



―yu-mi.side―



授業は既に始まってて、先生に怒られた。
席に付く時、由季が心配そうな表情で私を見てたから

大丈夫


って意味で微笑んだ。
そして、吉川君にも…。

吉川君も微笑んでくれるって思ってたけど違った。

複雑な表情…



「あれ…?」



今は数学の授業で、教科書を出そうとするとなくってそのまま授業をやり過ごした。
こんな事、大丈夫。


私は、強くなったから…



授業は、終わってそのまま吉川君に近付いた。



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