†private love†
「こんな状態じゃ、未愛に危害が及ぶ」
「…だからって止めるんだ?」
あたしは下を向いて言った。
「あぁ」
最低…。
そんな簡単に止めれるなら…
「そんな簡単に止めるとか言えるんだったら、最初から『彼女にする』なんて言わないでよっ!!」
守るって言ったじゃん。
こういう事が起こるって、分かってて言ったんじゃないの?
あれは嘘だったわけ?
何考えてんだろ。
あたし…バカみたい。
「だから……「もう知らないっ!終わりよ、終わり!じゃあね!!」
あたしは蓮が喋ろうとしたのを遮って言って、あたしはすぐに来た道を戻ろうとする。
「おいっ!待てよ!!」
「待つわけないから!ばかじゃないの!?」
ガシッ
「離して!!」
あたしは腕を掴まれた。