殺人カメラ


私は阿部先生の話を聞き、とても驚いた。

「両親を殺しその遺体に火をつけた女の子」

まるで私がやったかのように
しかし、“私”はやっていないのだ。

あのカメラにはもっと謎があるように思えた。

不気味なカメラの謎に頭を抱えながら教室に向かって歩いていた。

「あっ梨香」

梨香が彼氏と帰ろうとしている所だった。

だが彼女達は聞こえなかったのか笑いながら下駄へ向かっていた。

「なによ…」



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