あの日の僕ら

お花見

ピンクの花びらが舞っている今日。
私達はお花見です。




私は朝から お弁当作りに励んでいた。
実は 私の家は両親が共働きで 二人共出張が多くて ご飯などはいつも一人で作っていたのだ。
だから 腕には自信がある。
「これとっ・・・」
タコさんウィンナーにしたり 卵焼きを作ったり 私なりに結構頑張ってる。
ご飯は 今は白のままだ。
私はふと思いつき ご飯に酢を加え、ちらし寿司にする。
「よしッ!」
私は 完成したお弁当を見る。
結構いい出来なんじゃない?
私は 得意そうに腕を組む。
そして残った具材を朝ごはんにして食べる。
そしたら・・・・
「おっ。いただき。」
急に後ろから手が伸びて私の卵焼きを取られた。
「えっ!?」
私は驚いて 後ろを向く。
「おっはー」
・・・優だった。
「な、なんで居んの!?」
私はびっくりして、目を丸くしている。
「いやー・・・ま、何となく?」
「何となくって・・・」
優は何となく で来たらしいが・・・・。
意味が分からない。
「うまい。」
「?」
「うまいじゃん。卵焼き。」
優はそう言ってニッと笑った。
「ッ!!」
何故か嬉しくてドキドキした。
「それより、ひよ。」
「ん?」
「お前そろそろ着替えたら?」
私がふと自分の格好を見ると パジャマのままだった。
「あーーーー!!きっ、着替えてくるーー!」
私は そう叫んで階段を登っていく。
私は前の晩に服を選んでいたので 早く着替えた。
ロングスカート。
長袖にカーディガン。
そして リボンで髪をまとめる。

OK!!

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