最後の贈り物
「メグはわかってない!」


「わかってないのは真綾じゃん。」


ハッキリ言われて返す言葉がなくなった。


「あ!!私、図書委員あるから図書室行ってくる!今日当番だらか遅くなるし、先帰ってて。」


「わかった!じゃぁ明日ね。」



図書委員とかめんどいなぁ・・・

メグと一緒の体育委員入ればよかったな・・・


私は人前にたったりするのが超苦手で、髪も黒くて、顔も特別かわいいってわけじゃない。


それに比べてメグは、学校でも目立つ存在で、髪は茶色くて、お人形みたいなかわいい顔してて・・・・


こんなに正反対な私たちだけど、誰よりも仲が良いことだけは自慢できるんだ。
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