君と学校で
「「「「えー、すいませんでした、僕（私）達ちょっとはしゃぎ過ぎてました、すっかり授業の事忘れてました」」」」

「うん、反省したならいいわよぅ」


今、私達は職員室にいる

さっきの騒ぎを起こし、授業が遅れてしまっため今説教をくらっている。


「でも、今日の一番の騒動と言えば………海斗くんよねぇ」

その言葉に素早く反応したのは風音だった。

「…………」

海斗さんは何も答えない。

変わりに答えたのは友哉さんだった。

「いやぁ～あれは流石に俺もビビりましたよ～」

「そうねぇ～でもぉ～海斗くんもあんなとこでフラなくてもいいのにねぇ」

「……………」


それ、今言わなくてもいいんじゃ………。


「……っ先生！！」

先に口を挟んだのは風音だった。

「なぁに？伊藤さぁん」

「もう、私達反省したんでそろそろ帰っていいですよね？」

「いいわよぅ」



風音のおかげで全員教室にもどる事ができた。

戻っている最中、皆何も話さなかった。

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