視線の先には

彼のこと






「俺、広瀬 廉、G組。お前は何組?」


「Bです」



「おっじゃあ、佐伯 龍って知ってる?」




そう言って、机に身をのりだしてきた。


佐伯君、知ってるけど
そんなことより



か、顔が近い…。



「し…知ってますっ!」



あ…

自分でも、びっくりするくらい大きな声が出てしまった。



ここが図書室だとゆうことを忘れて…。





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