裏生徒会部


凪さんは目を閉じ、動かなくなってしまった。

ひょっとして、座ったまま寝るなんてことはないよね?さすがに。


「…あの、凪さん?」

「…………はい?」


私の呼び掛けにしばらくして答える。


「何してたの?」

「本日の反省を少々。日課ですので」

「反省かぁ…」


私が毎日毎日、反省なんてしてたら惨めになりそうだからやらない。

それか、途中でやらなくなりそうだし。

私は小さい頃からやっていないと続けられないタイプだ。

凪さんの1日の反省も終わったところで、電気を消し、お話タイムの始まりとなった。

まぁ、私の質問攻めだけど。


「凪さんってどうしてメイドをしてるの?」

「秘密です」

「凪さんって彼氏いるの?」

「秘密です」

「凪さんって中西くんからかうの好きだよね?」

「秘密です」

「凪さんはどうして私の家に?」

「秘密です」


……全て「秘密です」返しされてしまった。

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