君がいれば・・・②

親友の孫

すっかり食事を堪能して屋敷に戻ったのは23時を回っていた。



すでに1階は静まり返っており、シンは瀬奈を部屋まで送った。



「ゆっくり休むんだよ」



「うん ありがとう お休みなさい シン」



唇に軽いキスを落としてシンは自分の部屋へ帰って行った。





ピピッ……ピピ……。



目覚ましの音がまだ眠い瀬奈を起こした。



「んっ……」



布団の中で伸びをしてやっとの事で布団から抜け出す。



着替えて階下へ降りるとダイニングルームの明かりが点いていた。



「?」



「おはよう セナ」



シンがダイニングのイスに座り厚い台本らしきものを開いていた。



「シン、どうしたの?まだ早いんじゃないの?」



まだキムさんもいない。



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