君がいれば・・・②
「シン、ありがとう 亜沙美すごく喜んでいたわ」


「俺も楽しかったよ」



瀬奈の腰を引き寄せて頬に唇をつける。



「今日も泊まって行ってくれるの?」



ソファーに押し倒されるように座った瀬奈は悩む顔をした。



「今日は帰るね 明日の用意、何もしていないから」



「OK、一緒に行くよ ご挨拶もしたいし」



「良いよ シン 今回は1ヶ月日本にいるんだしね?」



「なおさらだよ 早くご挨拶しておかないとね セナの外泊にいい気もしないだろ?」



シンが家に来てくれればママが大喜びするのは目に見えている。



「じゃあ、シンが今日はうちに泊まって」



「急で良いのかな?」



「もちろん、だめなはずが無いよ」



< 24 / 256 >

この作品をシェア

pagetop