君がいれば・・・②
翌日の朝はシンのボディーガードのオ・ハジンと瀬奈のボディーガードのイ・ドヨンがそれぞれの車で迎えに来た。



「じゃあ、セナ ホテルで待ってる」



玄関を出てシンに引き寄せられる。



「うん 仕事が終わったら行くね」



そう言って別れた。



******



「おはよ~ 亜沙美」


更衣室で着替えている亜沙美を見つけて瀬奈は声をかけた。



「おはよう 瀬奈、昨日はありがとうね すごく楽しかった」


シンが恋人だなんて羨ましい。



昨日話をしたシンは想像よりもっと素敵だった。


「うん また食事しようね」


「またあてられちゃうわね?」



「あてられちゃうって……ベタベタしていなかったよね?」


知らず知らずのうちにベタベタしていたのかな?



「まあね、2人は頻繁に目と目を合わせすぎっ 瀬奈なんか目がハートマークだったし。でも時間が出来たら誘ってね?」



亜沙美はにっこり瀬奈に笑って先に行った。



目がハートマークになるわけでしょう……亜沙美。


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