君がいれば・・・②
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風呂に入ったシンが寝室に入ると、瀬奈は丸まって眠っていた。



ベッドの端に座り瀬奈の頬にかかる髪をそっと払う。



ぐっすり眠っているな。



シンは瀬奈の寝顔を見ながら物思いにふけっていた。



セナがあの家に1ヶ月住む……。


何を考えているんだ、爺さんは。


セナもセナだ。



爺さんの思惑にすっかりハマってしまった。



素直な瀬奈が爺さんの毒舌にどこまで耐えられるのだろうかシンは心配だった。



もちろんシンも一緒に1ヶ月住むつもりだ。



だが仕事の時は瀬奈をあの家に置いていくしかない。



その間、セナは辛い目に合うかもしれない。



そう思うと韓国へ瀬奈を連れてきてしまった事を後悔したシンだった。



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