溺愛してます!狼先輩!!!
[なに味ですか?]

「は?」

[卵焼きの味です。]

「え。んーチーズ味?」

よかったー。

これで閻魔は免れた。

「なんで味?」

「ゆーのお兄ちゃん、
毎日卵焼きの味変えるんです。」

私の代わりに答えるさーちゃん。

「なんで変えるんだよ?」

少し不機嫌な先輩。

前聞いたら
私以外の女子は嫌いなそうで
これでも私の親友だから
我慢してるらしい。


「それで答えれなかったら
誰かがたべたってことでしょ?
男なんじゃないかって
キツーイ詮索と説教がきます。」

まぁさーちゃんは
そこまで気にしてない
みたいだからいいけど。


「へー優音兄弟いんの?」

[3人います。]

「ふーん。
今度会わせて?」

[嫌です。]

「なんでだよ?」

また機嫌が悪くなる先輩。
でも仕方ないじゃん。

お兄ちゃん達は私の彼氏みたら
斬りかねないもん。







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