Secret*Luv...
忘れるために。


聡の口から出た言葉は、
想像もしてない言葉だった。


「そんなん、知ってるよ。
でも俺だって好きだもん。
お前のこと。」


「でも、
あたしの中には
まだ恭夜がいる...。
辛くないの?
そんなあたしを見てて...」

「つらいよ?
でも、それでも、
英李のそばにいたいんだ」


「さとし...」


あたしって、馬鹿だ。

こんなにも想われてるのに、

まだ恭夜のこと引きずってる。


「昨日の今日だし
英李の気持ちがまだ、
整理ついてないのは
わかってる。
でも今日は、
俺の事だけ考えて、
俺の事だけ見てて?」

「...」

「...着替えておいで」

「...うん」









…去年とは少し違った、
海での思い出ができた。


あたし、確実に
聡の事好きになってる。


だけど


どうしても、
恭夜の顔が、
頭から離れない。








.
< 81 / 120 >

この作品をシェア

pagetop