俺の天使

萌香の顔を見ると真っ赤だった。
その顔が愛おしくて、


「もう一回していい?」


つい聞いてしまった。
そして、返ってきた返事は俺の予想を上回って。


「うん、して。大好き」


そう言って萌香から俺にキスしてきた。
俺はちょっと悔しくて…。
そのあと何回も萌香のくちびるめがけてキスをした。
そして


「俺も萌香のこと大好きだよ」


耳元で囁いてやった。

すると真っ赤な顔でニッコリ微笑んで、俺の胸にとびこんできた。


俺にとって萌香は嫌なこともすべて吹き飛ばしてくれる存在。
俺だけの、大切な



天使。



ぜってー放さないからな。


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