もうひとつの秘密のフィアンセ☆
「何か変わった感じあるか?」
洸輝にそう聞くと、誰かを探す振りをして、周りを見渡した。
「そうだな~。見た感じゃ、それはないな」
店の真ん中辺りへ歩いて行くと、顔なじみの奴らが声をかけてくる。
「佑斗さん、洸輝さんお久しぶりです」
その度に、横にいる由奈にも目をやっていた。
「ねえ。私、もしかして目立ってる?」
「目立ってるよ。佑斗やオレといれば、自然に目立つって」
洸輝の言う事はもっともだ。
だから嫌だったんだよな。
由奈を連れて来るのは…。