不良彼氏と胸キュン恋愛【完】

「花音は渡さない。お前にも他の男にも、絶対に」


流星がそう言った瞬間、


「……――おいおい!!こんなとこで喧嘩してんなって~!!」


駆け寄ってきたケント君が流星と智也の間に入った。


その傍に息を切らしたアミが立っていて。


アミがケント君を呼びに行ってくれたんだ……。


アミ、ありがとう。


そんな心の声が届いたのか、アミはあたしと目が合うと小さく頷いた。




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