不良彼氏と胸キュン恋愛【完】
「フフッ……。早く明日にならないかなっ」


明日になれば、また流星に会える。


同じクラスじゃないのがちょっぴり残念だけど、同じ校舎の中にいるんだもんね。


あたしは鼻歌交じりに家の門扉を開けた。



『ふぅ~ん。じゃあ、彼女に全部バラしちゃおっかな』


美尋ちゃんの言葉も、彼女が去っていく時に感じた嫌な気持ちも。


この時のあたしは、すっかり忘れていた。

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