不良彼氏と胸キュン恋愛【完】

神崎(かんざき)ヒロヤとは、1年前、バイト先のガソスタで知り合った。


たまたま見つけたそれなりに時給のいいバイト。


面接を受けに行くと、人手が足りなかったのかその場で採用されてすぐに働くことになった。


その時、俺の指導係になったのがヒロヤで。


「この仕事、結構おいしいんだよ。綺麗なお姉さんとしゃべれるし。ナンパ成功率高いから!」


初対面の俺にヒロヤは仕事内容ではなく、客の落とし方を指導し始めた。


チャラチャラしたバカみたいに軽い男。


ヒロヤの第一印象がくつがえされることはなくて。


店長とケンカして辞めるまでの数か月、ヒロヤとの話題はほとんどが女絡みで。


マイペースで我が道を行くヒロヤ。


人間的に悪い奴ではない。


でも、最強に女癖が悪かった。


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