不良彼氏と胸キュン恋愛【完】

「今回は、マジヤバいんだって」


「何がヤバいんだよ。お前、浮気でもしたのか?」


「ち、ちげぇーよ!!俺は流星とは違うんだからな!!」


「テメェ、人聞きの悪い事言ってんじゃねぇよ。俺がいつ浮気したんだよ」


思わずケントを横目で睨みつけると、ケントは慌てて手をブンブン顔の前で振った。


「冗談だって!!つーか、マジで怒るなって!!そうじゃなくても怖い顔してんだから」


「うるせぇな。で、何がヤバいんだよ」


「それがさ、アミに言われたんだよ。『ケントの気持ちが分からない』って」


「なんだそれ」


「『口に出して好きとか愛してるって言ってもらわないと安心できないの!!』って言われてさぁ。『じゃあ、愛してる』って言ったら頭引っ叩かれたし」


「それはお前が悪い。『じゃあ』って言い方はないだろ」


怒った野口に頭を叩かれるケントの姿が簡単に想像できて、少しだけ笑える。



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