好きでも、嫌いでもない
「俊ちゃん」
部屋に入ってベッドに
座っていた俊ちゃんの
隣に座る。
「おはよう。
お母さんとお父さんどうだった?」
「えっとね…夜一緒に
ご飯食べようってパパが」
「そっか…
ついに言うん…だよな…」
俊ちゃんの顔は
すっごく不安そう
「きっと…大丈夫だよ」
根拠はないけど
あたしは大丈夫って言える
「あぁ…大丈夫
2人でお腹の子供育てよ」
静かにうなずいた
あたしは,お腹に手をおいた