君への想い〔短編〕
「未李!?」

俺のこと見てるって未李だったのか。

「友達がね、今日は委員会でいなくて…。
良かったら一緒に帰ってくれないかな…?」

遠慮がちに聞いてくる未李を抱きしめたい衝動を抑えながら応える。

「ん、あぁ。いいよ」

「本当!?良かったぁ~…ありがとう。」

優しく微笑む未李が可愛くてしょうがない。

きっと未李は気づいてないんだろーな。

いつかは気づいてほしい







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