銀河の流星
ポーラが、星乃が。

四駆の後部座席に座る流星に注目を浴びせる。

「む?」

腕組みして、さも当然の如く真面目な顔で座っている流星。

「私達、このままソラリスの街に帰るのよ?」

「うむ、知っている」

深く頷く流星。

「貴方人間嫌いで、敢えてあの荒野に住んでいるんじゃないの?」

「だが」

大真面目な顔のまま、流星は星乃をルームミラー越しに見つめる。

「俺は星乃の事は好きだぞ?」

「な゛…」

ボッ!と。

星乃の顔が火が出そうなほどに赤く染まる。

「きゃー!きゃー!愛の告白ですの?プロポーズですの?誓いの口付けですのーっ?」

ポーラが嬉し恥ずかしといった様子で一人はしゃいだ。

< 62 / 121 >

この作品をシェア

pagetop