あなたとなら




「それはよかった。」



そうゆうと、
和哉は優しくあたしの頭を
なでた。


そんなに優しくしないでよ。




「…え?」



不意に思ってたことが
声に出ていた…


やばい…



「あ…ごめんなさい…」


「…」


「…」



しばらく無言が続いた。



「ねぇ。」



その沈黙をやぶったのは
和哉の声だった。


「ん?」


「お腹すいたね」



え…

予想外の言葉におどろいた。



でも、
たしかにお腹はすいたな…



「だね…」




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