二重人格王子VS二重人格姫

「やべぇな。これだとマジで遅刻する」



コンビニの横を通り過ぎたときにチラッと見えた時計の時刻を思い出し、走るスピードを上げながら呟いた。



さすがに入学式から遅刻はないよな…。



そんなことを考えながら、猛スピードで学校に向かって走る俺。







…そして、あと少しで学校というとき、俺はあいつに出会ったんだ。
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