Desire kiss



そして、最終的には半分走っていって、早々と玄関のドアをがちゃんを閉め、帰って行った。


もちろん、私は無言。

だって、これはもう…私に対する完全な拒絶?


「はは…あんにゃろー…」


こりゃいかん…涙が浮かんでくるわ、勝。


あんなに甘えっ子だった勝は何処に?だだっ子の勝、緑のお姉さんみたいな私だったのに。


そりゃ、もう子供じゃないけど。

あれから何年もたったけれども…!


「…っく…、はげぇー…腰パンしてパンツ見えるの恥ずかしくないのかー!」


悔しい。涙が、止まらない。

いつか、絶対こうなったこと後悔させてやる。


そして、また4人で海、行こう。鬱陶しくてもいいからさ、皆で遊びたいよ。


「勝の、ばかーッ!」

聞こえそうな声で叫んだ。

自分はバタン!と勝に対する当てつけの様に、大きなドア音を出して家に入った。

< 34 / 122 >

この作品をシェア

pagetop