【完】TEARS−ティアーズ−
さっきの場所へと向かうと、篠原は居て。
なぜか俺はホッとしてしまった自分に疑問を抱く。
なんでホッとなんかしてんの?
待ってろって言ったんだから、待ってて当然なだけだろ。
頭を数回振って、声をかけた。
「篠原」
「あ……」
俺に気付いた篠原は、目が合うなり下を向いてしまう。
は?
なに、その態度。
そうイラッとした俺に
「お疲れ様」
って篠原はジュースを差し出した。