アイシテル 街を仕切る男×傷を負った少女
ソファーに座る伸也さんの隣にそっと腰掛けた。
伸也さんはやっぱり何も言わずに頭を撫でてくれる。
「伸也さん、私…」
「ん?」
いつもより優しい声。
「封筒開けようと思う」
「あぁ」
「でも、一人で開ける勇気がないから一緒にいてくれる?」
「ここにいればいいか?」
「うん」
私は大きく息を吸い込み封筒を破った。
私の涙でヨレヨレになった封筒から中身を取り出す。