【原作】妖精なアイツ

五年後

あの、
懐かしい風景。


懐かしい校舎。



あの時、
五年前…




私と、ヒカルは…




「ミッキー?」



「あ、
はーい?」



「迷うなよ?」



懐かしくて、
ついはしゃいでしまった。




「ごめんごめん。」





今日は、
母校の文化祭。



五年前の文化祭は、
私とヒカルが漫才コンテストで最優秀賞を取ったんだった。



漫才コンテストは、
結構反響が良くて、
今でも行われているらしい。




「僕達の、
原点だもんね。」



「うん…。」




何もかもが懐かしくて、
しばらく思い出に浸っていた。






卒業式のジンクスは一応実行したけど、
ずっと仲良くしていられるのかはまだ分からない。







「…あの!」



その時、
ひとりの女の子に声を掛けられた。
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