【原作】妖精なアイツ
とにかく、お互い…どっちか片方が好意を持ってないと、デートとは言わない。



「うん。そうゆうことにしよう。」



一人で納得する。
そのままリビングのソファーで寝てしまった。









「…はべしっ」



私はクシャミをした。
何かもっとおっさんっぽいクシャミだとすっきりすんのになあ。



「美希ちゃん!
それはね、恋をしているからよ!」



桃子ちゃんがまた目をキラキラさせる。



「…え゛?
クシャミと恋に何の関係が…」



「おおありよ!!」



桃子ちゃんは私の手をギュッと握り、力説する。



「やっぱ、好きな人には可愛く見られたいもんね!!」



…なんだそりゃ。



「ぶええっくしょおおおおいっ!!!」




桃子とナオはビックリしている。
でも私はでかいクシャミが出てスッキリ。



「ミッキー!
ユニークなクシャミをするんだね!お腹が痛いよ。

ははははは……」



…出た。
ユニークって何やねん?馬鹿にしとんのか!
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