【腐】君と僕の距離

side:遠野

「悪い、下田。俺今日委員会で遅くなりそうだから先に帰っててくれ!」

「あぁ、分かった。委員会頑張れよ。」

誰だ、あの下田とか言う奴は。何だか気分が悪い。

「帰ろう、慎哉。」

「俺の家に来い。そこで全て話す。」

焼きもちなんて馬鹿馬鹿しいが、やはり悔しかった。

「帰り途中じゃ駄目なの?」

「駄目だ。」

そう言うと悠樹は大人しく付いて来てくれた。
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